沈黙の傍にしゃがみこんで。
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2月28日、水曜日。
遥か遠き日の、
ご要望どおり。
富士山の。
フジサンの。
藤さんの。
壮大な
ドリームファンタジー、
パート11。
そういう訳で
今のような
ルックスになった
彼ですが。
目は
でかくないですが。
部屋の真ん中で
死にかけている
男を見て。
ほら。
見捨てちゃったから。
彼は
自責の念を
抱いたわけです。
そして。
彼が
その男を
見捨てたことを
部屋の隅っこで
必死に
反省しているうちに。
どうも
男が死んだようでして。
男を取り囲んでいた
人々が
泣いたり
わめいたり
話しかけたり。
とにかく
悲しみにくれていた
わけなんですが。
ひとしきり
悲しんだんでしょう。
死んだ男の
母親らしき女性が。
彼を振り返ったのです。
その顔は、
憎しみに満ちていました。
この世のものとは思えない
凄まじい
表情。
その面で、
母親らしき女は
彼に詰め寄ったのです。
「あんたのせいで!!!」
「あんたのせいで死んだのよ!!!!!」
彼は
何も
言い返すことが
できませんでした。
ただただ恐怖を
感じていました。
女はひとしきり
彼を罵倒したあと、
こう
付け加えました。
「あの子も…」
「あの子もガムさえ食べていれば…!!!」
彼のその後について
話をするとしたら。
愛妻家である彼は
そのすぐ後、
愛する妻によって
ソファーで
最新型ゲーム機の
リモコンを持ったまま
うなされているところを
助けられたそうです。
そして。
以前ニモ増シテ
奥サンノコトヲ
愛スルヨウニ
なったんじゃないですか。
いわゆる、
夢オチ。
って当たり前でしたか。
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